2009年10月04日

死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた

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大津秀一さんの『死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた』を読みました。



本書は終末期医療に携わり、1000人の死を見届けてきたという緩和医療医の著者が、人間は死ぬときに何に後悔するのかを紹介した一冊です。



死を前にした人々の「こうしておけばよかった」という言葉のなかに

・成功したかった
・もっとお金を稼ぎたかった
・もっと人から評価されたかった

といったものはなく、あるのは

・もっと人に優しくしておけばよかった
・愛する人にありがとうと伝えておけばよかった
・結婚しておけばよかった

といったものでした。



後悔しながら死んでいくというのはとても寂しいことだと思います。

そして本書を読むと、富も地位も名声も、死ぬときにはあまり役に立たないことがわかります。



死ぬときに後悔するということは、自分にとって本当に重要なものを生きているうちに十分に大切にしてこなかったということ。

本書からは、私たちにとって本当に重要なものとは何なのかについてのヒントが得られると思います。



25項目のうち、特に共感したものを紹介します。



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● 健康を大切にしなかったこと
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

健康がなければ、場合によってはあらゆる挑戦ができなくなってしまいます。

いろいろやりたいことがあるので、私は健康にはそこそこ気を配っています。



例えば・・・

お酒はあまり飲まない(嫌いなだけですけど)
タバコも吸わない
2日に1度軽いトレーニングをする
土曜日はスポーツをする
食事は三食
睡眠時間は大体6時間



ただ、どんなに気をつけても怖いのが「がん」で、早期発見こそが最良の対策法だと著者は述べています。


サプリの摂取だとか、メタボの回避とかではなくて、「きちんとした人間ドックを毎年一回受けること」


検査をやらなかったために早期発見なら治った病気が、発見されたときにはておくれだったら、きっと後悔することになるだろう。



「検査を受けておけばよかった・・・」とならないよう、人間ドックは受けたほうが良さそうですね。

でも30歳くらいになってからでいいかな。



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● 自分のやりたいことをやらなかったこと
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我慢し続けて良いことなどこれっぽっちもないと思う。
(中略)
自分勝手の自由ではなく、自らよって立ち、何ものにも束縛されない真の自由に生きる人間は本当に強い。心の部屋に清涼な風が吹き込むように、窓をいっぱいに開けて己がしたいように生きるべきだ。
とにかくいまわの際には、自分に嘘をついて生きてきた人間は、必ず後悔することになろう。
転職したいなら、今すべきである。
新しい恋に生きたいなら、今すべきである。
世の中に名前を残したいなら、今からすべきである。



自分に嘘をついてきた人間は、必ず後悔する。



私の大好きなサッカー選手の一人に、今年引退してしまったパヴェル・ネドベドがいます。

彼は毎朝2時間ジョギングし、その後家に帰っては1時間みっちり筋トレし、午後はクラブハウスでチームでの練習をこなし、練習後は寄り道せずにまっすぐ家に帰り、夜は10時に寝るというまさに「練習の虫」

しかも他の選手がバカンスを楽しんでいるシーズンオフでも、これらのメニューを欠かさず毎日実行するのです。

引退の時(36歳)までそれは変わりませんでした。



夜遊びもほとんどしない超ストイックな彼は、周囲から見たら決して面白い人ではなく、どちらかというとクソ真面目でつまらない男だったのではないかと思います。



何故そこまで練習するのかと聞かれ、彼は「私には夢がある。それはチャンピオンズリーグで優勝することなんだ。その情熱が、36歳になり、思うように身体が動かなくなった今でも、私にパワーをくれるんだ。」と答えていました。



試合中も闘志むき出して、勝利のために誰よりもピッチを走り続けた彼ですが、結局夢をかなえることはできませんでした。

そのことを残念に思っているかもしれませんが、しかし、「もっと努力していれば・・・」「もっと自分の本当にやりたいことに打ち込んでいれば・・・」といった後悔は彼にはないのではないかと思います。


死ぬ前に後悔するのは、夢がかなわなかったこと、かなえられなかったこと、そのものよりも、むしろ夢をかなえるために全力を尽くせなかったことにあるのかもしれない。



誰よりも自分のやりたいことに正直だったネドベドを、私は尊敬しています。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

Twitter始めました。

理由は、昨日の大読書会で、パネラーの一人である聖幸さんに、「Twitterがこれだけ話題になっているのにやらない人は、好奇心というものが足りないんじゃないか」と指摘されたから・・・。

面白い活用法をいろいろ探ってみようと思います。

仲間募集中!



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posted by TAKU at 15:16| Comment(4) | TrackBack(0) | 生き方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いろいろと書きたくなったのですが…、
ネドベド引退したんですか!?それは知りませんでした。チェコ出身のひととネドベドで盛り上がったことを思い出しましたよ。
ユヴェントスがセリエBに降格したときもそうでしたが、姿勢がカッコイイですよね。残念です。

「死ぬときに後悔すること25」、読みたいなー読みたいなーと思いながら、いまだに読めていません(汗)TAKUさんの記事を読んでますます読みたくなりました!

Twitter、僕も以前にアカウントだけとりましたよ。いまいちおもしろさがわからず挫折しましたが…。何かするなら一緒にさせてください!
Posted by ぼってぃー at 2009年10月04日 17:22
この本は気になっていましたので、このように紹介されていて自分も読んだほうがいいなぁと思いました。

自分に嘘をついて生きるのってしんどいですよね。嘘というか正当化しながら、なんとか自分を納得させて生きてる大人が多いと思います。
精一杯、今を生きようという気持ちになりました。ありがとうございました。
Posted by mac at 2009年10月04日 21:23
ぼってぃーさん

ネドベドは信念の人ですよね。
是非読んで見てください!

Twitter、何をやるかはわかりませんけど、
一緒にやりますか!

今度アドレス教えてくださーい
Posted by TAKU at 2009年10月05日 23:22
マックさん

自分に嘘をついて、正当化して生きるのは
もったいないですよね。

本当に大事なものをおろそかにしないように
精一杯生きたいですね。

是非読んで見てください!
Posted by TAKU at 2009年10月05日 23:28
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